オンライン取引プラットフォームのCMCマーケッツは、第4四半期に市況が改善したことを受けて通年の収益予測を引き上げた。
FTSE 250企業は、2024会計年度の純営業利益が、以前の上限見通しである2億9,000万ポンドから3億1,000万ポンドを超えると予想しています。
昨年末にプラットフォーム活動の活発化と市場ボラティリティの高まりにより株価が4カ月ぶりの高値となったことを受け、CMCは今年1月に業績予想を引き上げた。
CMCマーケッツは水曜日、長期投資と強力なパートナーシップのパイプラインによって機関投資家およびB2Bの業績が好調で、第4四半期も「前向きな勢い」が続いたと述べた。 プラットフォームの開発アップグレードは「計画通りに進行し続け」ており、先月にはOTCオプションの開始により「取引サービスを拡大」した。
同社はさらに、「上半期の投資信託の立ち上げに続き、長期貯蓄提案の継続的な強化の一環として、(自己投資型個人年金)口座がInvest UKプラットフォーム上で立ち上げられようとしている。」と付け加えた。
CMCは、変動賃金と非経常項目を除くと、通期の営業コストはガイダンス通り約2億4,000万ポンドになると予想していると述べた。
最近は状況が改善しているものの、同社は過去 12 か月間苦戦を強いられています。 同社は昨年3月と8月に「市況の低迷」を理由に利益警告を発表した。 今年上半期、同社は2022年の3660万ポンドの利益から200万ポンドの損失に転じた。
CMCは先月、「効率の向上とコストの抑制」を目的に、従業員の17%に相当する約200人の職を解雇すると発表した。
同社はさらに、「2024年2月に発表されたコスト削減と効率改善計画の一環として、グループは利益率の向上に注力しながら、グローバル事業全体でさらなるコスト削減の機会を特定し続ける」と付け加えた。
CMCマーケッツは6月20日に通期決算を発表する。
(出典:ヤフーファイナンス)